難聴者と共に開発した文字起こし

 難聴者にとって、文字起こしアプリの課題は「複数人での認識が難しい」ことにありました。認識の精度が下がるだけでなく、誰が何を言ったのかわからなかったり、声が混ざって使い物にならなかったりしたからです。

 難聴者が会話が分からなくて困るのは複数の人が話している場面なのに、そういう場面で使えないのでは意味がありません。

「難聴の人が本当に欲しいと思う文字起こしツールを作ろう」そんな思いから開発されたのが、私たちの音声認識システムです。

 私たちが開発した文字起こしシステムは、1人1人の声を分けて集音し「誰が何を話しているか」を一目でわかる形で表示します。

 会議やグループ活動、複数人での雑談などの今まで認識が難しかった場面でも文字起こしが可能で、さらには離れた場所や講演会などでも確実な文字起こしを可能となりました。

 今までの課題を解決した音声認識システムです。詳細については下記リンクをご覧ください。